・居抜き物件とは何でしょう? |
ご存じのとおり、居抜き物件とは以前の事業主様が内装設備などを そのまま残して出られた物件です。
初期投資額を少なく開業できるという発想には、理想的な物件です。
厨房器具 / 店舗什器 / エアコン/などを残してあることが多く、そのまま使える状態。
同じ業態であれば、サイン工事 (看板)と 外観の印象を変更しただけで営業できるということも嘘ではないと思います。
・安易にとびつくのは危険です |
▪果たして 機械類は順調に動くでしょうか?
▪老朽化や故障はありませんか?
▪直前のオーナー様が新調したものとは限りません。
▪リース利用されている可能性もあります。
▪エアコンが装備されているのと いないのとでは、百万円ほどの差は簡単に出てしまいます。
▪防水は切れていませんか? 階下への水漏れ事故で 損害賠償といった例も耳にします。
▪換気はどうでしょう? 給気とのバランスは取れていますか?
▪臭いの強い飲食店は近隣との関係上、高い煙突を設けなければならないこともあります。
■ しっかりと調査してメーカー又は 契約会社に尋ねてみることです。
・元々あった厨房の配置を変更したい |
設備工事費は、内装工事の費用の中でも大きな金額を占めています。
既に、設備工事を終えている居抜き物件で、厨房の配置を変更したいということは 新たな設備工事が必要になります。
これでは、新装工事と変わらなくなりますので 居抜き物件のメリットは 少なくなってしまいます。
・事務所だったところを他の業態にしたい |
事務所として使われていたところを 飲食店や理美容系に変更を希望の場合。
給水排水設備 / ガス設備 / 電気設備 は整っているでしょうか?
事務所の仕様と、飲食業や美容サロン業などでは設備容量が大きく違います。
しっかりと確認しておかなければ、数十万~数百万の大きな資金を左右されかねません。
■トラブルや想定外などに、見舞われないに越したことはありません。
先ず最初に 専門の知識と経験から [現 場 調 査] を行えば [未然にできること] がご提案できます。